昨晩、若い人たちとお酒を飲みました。
旨い酒と料理を出す店で、大いに盛り上がりました。
その中の1人のお話です。
彼は長く勤めていた会社を辞めたそうです。
辞めた理由として、社長の考えについていけなかったと言います。
その社長は一代でチェーンの飲食店を作り上げた人です。
いわゆる遣り手です。
しかし、彼がどうしても我慢が出来なかったことの1つが、社長の「誤魔化す」という行為でした。
社長は払うべき税金を減らすために、業務に関係しないモノでも、何でもかんでもでも領収書を集めてくるように指示するそうです。
社長はその領収書を経費として計上します。
そのような「誤魔化す」行為が仕事の色々な面で見られたようです。
ワンマンで、会社を私物化するのは、創業者で成功している遣り手社長に多いものです。
彼としては社長のそのような「考え方」や「行為」について行けず、精神的に参ったようです。
円形脱毛症になったと言います。
今、彼は会社を辞めて新しい生き方を探しています。
彼が今後再就職する時はきっと、その会社の社長が尊敬できる人か、自分と善悪の価値基準が一致する人か。
それを見極めていくことでしょう。
社長はお客様から、そして社員から尊敬される人でなければならない。
改めて思います。