昨年末に大掃除をして、新年は「きれい」な会社で仕事初めという皆さんが多いでしょう。
「きれい」という言葉は美しいという意味もありますが、汚れや余計なモノがない状態のことです。
雑然とした机の上では仕事の効率が上がらないことは誰でも経験しています。
それでも、せっかく「きれい」にした机の上は、いつの間にか雑然とした状態になってしまいます。
稲盛和夫さんは机の上に余計なモノを置くのをひどく嫌うそうです。
また、書類も斜めに置くと指摘されます。
身の周りが雑然としていると、気持ちが集中しません。
稲盛さんは科学者でもあります。
試作する時などは作業の精度を高めるために、身の回りを整理整頓したのでしょう。
そうしなければ試作は成功しません。
そしてそれが習い性になって行ったのだと想像します。
稲盛さんは経営者として大切な「有意注意」という考えを説いています。
それに通じるものがあります。
私の身の回りは今のところ「きれい」になっています。
この状態、続けていきます!