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株式会社ヤマチオフィス

起業メンター日記

握手

昨日、帯広で稲盛和夫さんの「市民フーラム」があり、そのお手伝いのために私も帯広に行ってきました。
来場者は会場がイッパイになる1500名ほど。
帯広市民ばかりでなく、札幌など周辺の街からも多くの人が参加していました。
市民フォーラムの後、帯広の北海道ホテルの中庭で懇親会が行われました。
稲盛さんを中心に盛和塾の人達が100名ほど集まり、十勝のブランド牛である豊西牛のステーキやローストビーフなどの料理がいっぱい出ました。
それに盛和塾メンバーである、お菓子の柳月さんからは特製の「ケーキ」に「ぜんざい」が出されました。
その懇親会の席で柳月の田村社長と話すことが出来ました。
その時の話を少し紹介します。
田村社長は常に道内にある柳月の店を回っています。
私が住む札幌琴似にあるイオンの柳月でもお会いしたことがあります。
田村社長は各店舗を次から次と回るため、1店舗あたり10分程度しか滞在できないそうです。
主にお客様目線で店内を見て、お菓子の並べ方などを指導します。
そして最後に必ず店員さん全員と握手するそうです。
ポイントは相手の手をグッと自分の胸の方に持ってきて「ありがとう」と言いながら握手するのです。
この握手の効果はとても高いそうです。
若い女性店員さんの中には感激のあまり泣く人もいるそうです。
会社の忘年会などでも全員と握手すると言っていました。
お酒を注いで回るより時間がかからない上に、社員との一体感が感じ取られるようです。
この握手するというコミュニケーションは「稲盛さんの行動から学びました」と言っています。
確かに稲盛さんは多くの人と握手しています。
私も握手したことがあります。
とても感激しました。
稲盛さんの手はとても柔らかい手でした。
田村社長とも握手したのですが同じように手が柔かったのが印象的でした。
社員と握手するということは日本の会社ではあまり一般的でないかもしれません。
でも「ありがとう」の感謝を伝えるにはとてもいい方法です。
とても有意義な田村社長との話でした。

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