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起業メンター日記

資本主義

稲盛和夫さんと梅原猛さんとの対談が書かれた本を読んでいます。
対談の題名は「原・資本主義のすすめ」です。
その内容は現状の資本主義における弊害について語られています。
この対談は平成7年にされたものですから21年も前ですが、現在にも通じる内容です。
主な内容は、利潤追求が自己目的化している資本主義の問題点を指摘しています。
話の冒頭にで出てきたのがマックスウェバーが説くプロステンティズムをベースとした資本主義です。
資本主義が勃興した時は倫理観に裏付けされた資本主義でした。
その様子を梅原さんは「片方にバイブル、片方にそろばん」と言っています。
これは渋沢栄一が書いた「論語と算盤」と同じことでしょうか。
そして稲盛さんは次のように言っています。
利潤を追求することは大切ですが追求した利潤をいかに散財するか。
従業員のため、株主のため、さらにお客様に対する利益の分配。
さらに利潤があれば文化や社会に還元する。
倫理観に基づく資本主義の大切さを述べています。
今、アメリカ大統領選挙が行われており、今日その結果が出ます。
アメリカはプロテスタンティズムに基づいた資本主義発祥の地です。
そのアメリカの資本主義は爛熟しています。
選挙の結果がどうなるにしても今の流れは変わらないでしょう。
しかし、世界中に新しい資本主義を模索する動きはあります。
その時、一度原点に戻ってみるのもいいかもしれません。

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