先週の土日に伊勢神宮参拝して来ました。
11日は建国記念日ということもあってか、ものすごい人出でした。
私達夫婦にとって今年は6回目の参拝です。
宿泊はいつもの神宮会館。
1泊朝食付きにして、夕食は惣菜と旨い酒を買って、妻と部屋でとることにしました。
この神宮会館の周りは「おはらい町」や「おかげ横丁」があり、美味しいものが沢山売られています。
私達も夕食に合う蒲鉾やさんま寿司、それに旨そうな地酒を買いました。
最後に足りないものを買おうとコンビニを探しました。
でも見つけられません。
昨年までファミリマートがあったのですが。
そこで近くの店の人に聞くと、ファミリーマートは閉店になったとのこと。
それを聞いて少しびっくり。
この「おはらい町」や「おかげ横丁」には溢れんばかりの参拝客がいます。
どの店も繁盛しています。
それなのにファミリマートはなぜ撤退したのか。
色々考えてみました。
考えられることは、コンビニは店として、それなりに利益は上げていたと思いますが、この町には適合しなかった。
参拝客がこの町に求めているものは別にあるのです。
コンビニは普段の「日常生活」には欠かせないものです。
一方この「おはらい町」や「おかげ横丁」にあるものは江戸時代の街並みを再現した「非日常」です。
来ている参拝客は、「日常生活」とは違ったものを求めている人達です。
「非日常」を求めた参拝客にとって、「日常生活」で見かけるコンビニは「そぐわないモノ」に映ったのかもしれません。
それのため、極端に言うとコンビニは淘汰された。
そう思います。
この「おはらい町」や「おかげ横丁」にある店は夕方5時半には店を閉めます。
6時になると町の通りには参拝客はほとんど居なくなります。
あれほどいた参拝客が一気に居なくなるのです。
変化もすごい。
やはりここは非日常的な場所なのです。