社長には3つの型があります。
「優れた社長」「普通の社長」「ダメな社長」
「優れた社長」は業績を上げ、利益を拡大しています。
「普通の社長」は現状維持。
その会社はいずれ衰退して行くかもしれません。
「ダメな社長」は会社を潰す社長です。
一見その違いは分かりません。
素晴らしい考え方を持っていても会社を潰す社長はいます。
非情でひどくワンマンな社長でも、業績を上げている社長は「優れた社長」です。
全て結果です。
経営方法や社長としての考え方を勉強していても、会社を潰す社長は多いと思います。
それを見ると、「何のための勉強なのか!」と思ってしまいます。
勉強のための勉強。
自分のための修養であれば引退してからすればいい。
自己満足、見栄、交友関係を深めるため。
それより会社の業績を伸ばし利益を出さなければ、いくら勉強しても意味がありません。
最近、日本の大企業の隠蔽体質が問題になっています。
最近ではシャープ、東芝、富士ゼロックス。
少し前は東洋ゴムや三菱自動車。
それらの社長達は一流大学を出た、優秀な人達です。
問題発覚までは皆、「優れた社長」と思われていました。
でも結果、会社をダメにした「ダメ社長」です。
経営の勉強はしたのでしょうが、本当に大事な「善・悪」という当たり前のことが出来なかった。
それを経営に生かす勉強をしてこなかった。
「そんなの知っている!」「小さい頃から言われてきた!」「常識だ!」
そのように当たり前と思っていても、勉強の手を抜くと、当たり前のことが出来なくまります。
いつになっても社長にとって勉強は必要です。
それは会社を発展させ、業績を伸ばすためです。
勉強なくしては出来ません。
「優れた社長」でなければダメなのです。
経営に生かせる勉強。
自分にとってそれは何か。
まだ勉強していない社長は一度考えてみる必要があります。