日本の財政が赤字で、借金が1,000兆円を軽く超えています。
そのことについて、ある政治家が言っていました。
「大丈夫です。日本は海外に600兆円の資産を持っています。」と。
あれ?その600兆円は政府のお金ではないでしょう?
民間のお金です。
ゴッチャにしているようです。
その海外にある民間資金もいざという時は頼りになります。
6年前の東日本大震災の時、日本の経済はダメだと思われ、一時円安が進みました。
日本からお金が逃げていくだろうと思われました。
確かに1次的には大幅な円安になりましたが、すぐに円高に変わりました。
それは海外に資産を持っていた日本の企業が日本再建のために資金を戻したためでした。
日本が危機に陥った時、国民も企業も一致して再建に動いたのです。
勿論、企業ですから投資物件としてみていたのも確かです。
でも、海外に資産を分散することは、リスク分散になっています。
企業の内部留保が政治問題になっていますが、別の見方も出来るのではないでしょうか?