以前ある集まりがあり,その中で「独立心を作るために何が必要か」ということが話し合われました。
家庭なのか,学校なのか,会社なのか,社会なのか。
色々な意見が出ました。
子供の独立心を育てるのは家庭で育てるしかないと私は思っています。
しかし現実は子育てを放棄して、子供と仲良い関係だけを作っていく親を多く見受けます。
優しい関係は一見いいように見えますが、それだけでは子供は自立しないし独立心は生まれません。
躾や善悪の考え方などを厳しく教え,時には突き放すことをしなければ、社会人として子供は育ちません。
あたかも姉妹のように、兄弟のように見られることを願っている親がいます。
子供とのもめ事を避ける親がいます。
親がするべき教育を放棄して、学校教育に求めます。
学校は勉学を学ぶところで,家庭教育の代わりは出来ません。
満足に精神的な自立が出来ないまま,学校の成績がいいということで会社に入ります。
結局、会社で人格教育をしなければ使い物にならない。
改めて言いますが,子供の教育は家庭で行われることであり、親の責任です。
子供は「授かり者」ではなく、「預かり者」と考えることが大切です。
生まれた子供は可愛い。
ついペットのように可愛がります。
しかし、いつかは親元から離れ、世の中に出て自立していくことを考えると、それまでの「預かり者」と考えるべきでしょう。
「かぐや姫」という物語はそれを表していると言われます。
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