ある本を読んでいましたら、反省することの大切さが書かれていました。
松下幸之助さんも寝る前に反省したそうでした。
寝る前がいいようです。
ワタミの渡邉美樹さんもそうだそうです。
以前に稲盛和夫さんと食事をしている時(数人です、2人ではありません)、「昨夜猛烈に反省したのです」と話されていたのを思い出しました。
稲盛さんの書かれた「六つの精進」の三項に「毎日の反省」と書かれています。
反省する時、気を付けなければならないことがあります。
反省とは自分を省みる(かえりみる)ことです。
決して自分を責めることではありません。
これは言葉で分かっていてもなかなか出来ません。私もそうですから。
1日を振り返ってみた時、自分の至らなさを思い出すと、恥ずかしさの為に大声を出したくなります。
そして、「なんて自分はダメな人間だ」と自分を責めてしまいがちになります。
人間は感情がありますからそれは仕方がありません。でも、それで終わってはいけません。
大切なのは、その後です。
「省みる」ことです。「今日失敗した原因は何だったのだろうか」「どうすればよかったのだろうか」と考えるのです。
失敗を次に生かせる。これがホントの反省です。
先ほどの「六つの精進」の最後の6項に「感性的な悩みをしない」とあります。
これは反省しても、自分を責めてはいけないということも示しています。
何事でも成功している人は寝る前に必ず反省しているそうです。
私も今日から寝る前に反省を始めます。
ただ、反省することが沢山ありすぎて、寝れなくなるのでは・・・