私は現在61歳、もうすぐまた1つ増えます。
61歳のおじさんから「今の若い者は!」と言うつもりはありません。
ただお節介にもつい口に出してしまいます。
若い内は固まらない方がいいです。固まらないで欲しいのは頭、考え方です。
色々な情報に囲まれて、全て知っているような錯覚になってしまうからでしょうか、若者なのに頑固な人が多いように思います。
若いうちは広く実体験を通して、経験知識等を身に付け、その上で取捨選択すればいいのです。
若者の特権を使えばいいのです。
沢山恋をして、失恋もたくさん経験すれば人の痛みも分かります。
マージャンやパチンコしてお金を無くせば、お金の有難味を知るかもしれません(逆もありますが)。
国内旅行や外国に遊学して知識と知人と、経験を増やせば一生の財産になります。
音楽にのめり込み、楽器に熱中するのもいいです。
勿論勉強も大事ですが、若い時でなければできないことを経験することが自分の可能性を広げるのです。
若い内は浮気性でいいのです。
その内その人間の考え方が作り上げられてきます。
1つのモノだけに集中するのはその後でいいのです。
以前にも紹介したかもしれませんが、ある人は定期的に各分野の本や雑誌を買うそうです。
倫理、哲学、政治、経済、科学、文芸、芸能、美術等の広い分野の本を一気買いし、読みます。
時にはエロ本も買うそうです。
そのようにして自分の考え方を偏らせないように努力しているのです。
流石に私はその真似はできませんが、その大切さは常に意識しています。
無責任な多くの情報に惑わされず、自分なりの判断する基になるのは、そうした経験の積み重ねの上にあります。
若者のことを書いてきましたが、若者ばかりでなく、頭が固くなってくる年配者も同様なのかもしれませんね。