昨夜も4回目の「身の丈起業のすすめ」講座でお話ししてきました。
今回は実際に事業計画書を作成する作業が中心でした。
今まで経営に携わったことのない人達にとって、事業計画書作りとはとても大変なように思っているはずです。
しかしひな型に合わせて実際に書いてみると「思ったほどではない」と分かった様子です。
この講座を通して知っていただきたいことの一つはこれです。
「こんなふうにになればいいな」と思っていたことを事業計画・ビジネスプランとして書くことで、より具体的な形になります。
また収支計算の方法も最初はそれほど難しく考えず、平均単価×販売数量×営業日数で売上を算出し、材料費はざっくりした比率でいいので粗利益まで出してみます。
このように計算することに対しての抵抗を無くすことによって、日常生活の中でも自然数字に落として考えるようになります。
例えば居酒屋に行って大まかな席数を数え、そこの平均単価と大体の客数、席の回転率をかけ合わせると大体の売上が見えてきます。
衣料品店に行っても同じように計算できます。
このようなことが自然と出来るような癖になると、いつしか数字に強い人と思われるようになります。
また、そのように数字に置き換えてモノを見る癖が経営する基礎的感覚を鍛えます。
次週はこの講座の最終日で、グループごとに作った事業計画書を発表することになっています。
楽しみです。