「すべての作用は、それと同等の反作用を伴う」という物理の法則があるそうです。
人の人生にも言えるかもしれません。
過去に苦しい思いを抱きながら、懸命に頑張った人には良き事が起こるのです。
逆に怠惰な楽な生活をしていると、悪く辛い状況になってしまいます。
それでは今幸せであるということは、将来辛いことになるのではないかと思われるかもしれません。
「万事塞翁が馬」という言葉もあります。
でも、それについて三輪明宏さんが「正負の法則」の中で言っています。
苦労して頑張った人ほど、幸せが訪れた時には、例えそれがささやかなことであっても、苦労しなかった人の何倍もの幸せや充実感を感じることが出来ます。
また、逆に今が幸せな境遇であったとしても、それに甘んずることなく努力を続け、人間としての向上を目指すことで、負の方向には行かず、さらに良い方向に導かれていくのだ言います。
今は何に付け、大震災にあわれた人のことを思います。
この法則からいっても、大震災を経験した人達は、この苦労があっても、いつかきっと良き幸せな生活ができるようになるでしょう。
また、幸いにも災害に当たらなかった私達も、その幸せに感謝し、災害にあった人達のために行動し、また自分の仕事をしっかり頑張ることによって、より良いステージに上がっていくのだろうと思います。
私は、日本はこれからは良き新しい時代を迎えるのだろうと信じています。