今回の地震で被害を受けた人達はまだまだ、大変な生活を強いられ、毎日毎日、その日1日を生きるのに懸命なのでしょう。
将来の不安もあります。
それでも少しずつですが、そのような人達への救援の手は広がって来ました。
もう1つ、この地震で起きた大事故は原発事故です。
毎日気になりテレビを見ていますが、その報道に一喜一憂して、なかなか先が見えません。
今後どの程度期間で放射能の発生を止め、封印されるのか分かりません。
この原発の事故処理の対応に日本中はもとより、世界中も関心を寄せています。
世界では化石燃料にかわる新エネルギーとして、既に原発導入している国、また検討していた国が数多くあります。
日本はその中でも優秀な製品・技術を保持していると評価されてきました。
今回の日本の原発事故は、その処理いかんによって世界の原発開発の機運が一気に落ち込んで行く可能性があります。
でも、原発に対して素人の私が言っても詮ないのですが、日本の持っている全ての技術を使い、この事故をこれ以上広げず、処理することで、改めて日本の原発技術に対する評価が高まるのではないかと思います。
一時的には今回の原発事故問題で、原発に対して安全性を疑問視する傾向になるでしょうが、それに変わるものがなければ、再び原発設置の話が出てくることもあります。
その時こそ、事故処理を無事に対処することができた日本の出番が改めて生まれて来ると思います。
勿論今はそのようなことを考える時ではなく、早く処理をしなければならなりません。
しかしいつの日か、この大事故を教訓として、「ピンチがチャンスに変わる」時が来るのを、私は期待しています。