先行き見えない予測を聞かされて、暗い気持ちになってきます。
それと共に、経済の予測も芳しくありません。
今回の大災害・大事故によりこれほどの不幸と苦労を強いているものは何かを考えてしまいます。
その意味まで考えてしまいます。
豊富なエネルギーを生む為の原子力発電の問題点が、エネルギーの使い方を問うているように思います。
人間はもっと謙虚でなければならないと諭されます。
3月11日を起点に1人1人観点を変えていかなければならないのかもしれません。
幸いにして被害の少ない北海道に住んでいて、今それほど生活苦を感じていなくても、近い将来感じざるを得なくなると思います。
原発問題に目途がつけば復興が本格化するでしょう。
その復興事業に期待する企業もあるかもしれませんが、それで日本の経済が良くなるわけではありません。
復興のための増税が決まれば、消費税だと税率を1%引き上げる場合、2兆円超の財源が確保されると言われます。
復興資金だけで少なくても20兆円以上になるわけですから消費税は10%の増税になります。
1年で一気にとはならないでしょうから、5年にかけての2%の特別増税になるかもしれません。
増税により消費は一気に下がることが予想されます。
それが所得税に変わっても大変な増税になります。資産の海外移転などが起こるかもしれません。
景気が一気に下がる中で、経営者はどのような経営をすればいいのでしょうか。
自分だけ儲かるということはなかなか難しいと思いいます。
その時どのように生き、仕事をするかが本当に問われるのではないでしょうか。
悲観的に話をするつもりまありませんが、現実をしっかり見つめていかなければ、右往左往することになります。
これから復興資金調達のために国会などで集中して議論されることになります。
その動きに注意をしながら、個人としては自分がするべきことをする。
何をするべきかこれから問われてゆきます。