来週・再来週と3週続く予定です。
この番組は松下幸之助さんの奥さんのむめのさんを主人公にしています。
1週間ほど前に同名の本を買い読もうとしているうちにテレビの方が先になってしまいました。
この本は高橋誠之助さんという人が書きました。
高橋さんは松下家の執事として20年間職務についていて、幸之助さん、むめのさんの臨終にも立ち会ったそうです。
常に幸之助さん夫婦の傍にいて、見て聞いた「人間松下幸之助」が書かれているそうです。
テレビを見てからゆっくり本を読んでみようと思っています。
昨日のテレビの中で幸之助さんのお姉さんが幸之助さんの性格を語る場面がありました。
壁にかかっている絵でも机の上にある書類でもまっすぐでなければ気が済まない性格と言っています。
キチンとした性格、曲がったことが嫌いな性格を表しています。
このようなキチンとした性格は京セラの稲盛和夫さん、日本電産の永守重信さんも同じようなことを言っています。
皆さんは仕事で大事なのは整理・整頓・清掃・清潔と言い、永守さんは作法・躾も入れ6つの「S」を経営の基本にしています。
私が新入社員で銀行に入った時、その支店長も銀行のロビーに飾られている絵が少しでも曲がっているとすぐ直します。
そして行員全員に「なぜ絵が曲がっていることが気付かないのか」と叱ります。
気配りが足りないことを叱るのです。
若い頃の私は整理整頓が苦手で、支店長から直接注意されたことがあります。
その時に「山地君、若い内から整理整頓に気を付けなければダメだ!年をとるとめんどくさくなりがちだから、もっと酷くなるぞ!」と言われたことを覚えています。
それから意識して気を付けるようにしています。
他から見れば不十分でしょうが、少しは良くなった方だと思っています。
身の回りを整理整頓する5Sや6Sはシンプルライフと繋がっているのでしょう。