多くの人がやる気の欠如に悩んでいるのは「絶対的な理由を見つけられないから」と書かれています。
何が何でもやらないといけない理由を見つけてしまうと、ものすごい大きな力が発揮されてしまうのです。
クリス岡崎さんはその例をあげています。
「3ヶ月以内に中国語をマスターしてください」と言われると、ほとんどの人は「短すぎてマスター出来ない」とか、「語学能力がないから出来ない」と言うでしょう。
それが「3カ月以内に中国語をマスターしたら20億円あげるよ」と言われたら、どうでしょう。
俄然やる気が出て、出来ますと言ってしまうのではないでしょうか?
「出来る、出来ない」や「やる気がある、なし」は思い込みだということです。
するべきことの「絶対的な理由」を見つければ、出来るんだということをこのクリス岡崎さんの本を読んで納得しました。
「能力がない」「経験がない」などの理由より、20億円くれるならすぐ出来ますと言ってしまうほどの「絶対的理由」。
それがわかれば、次は自分にとっての「絶対的理由」は何かを見つけることです。
そのためにどうすればいいかもクリス岡崎さんは書いています。
初めは「夢を持って、それを実現しようとしている人」を、心から応援してあげればいいのです。
人の夢を応援するうちに、自分の心の中にもくすぶっていた「やる気や夢」が燃え上がっていくのです。
情熱は伝染していきます。
私がレンタルオフィス「札幌オフィスプレイス」や「起業成功支援協会」を作って、皆さんの起業が成功するように応援していることも、同じことなのではないかと思います。
起業家の応援をしながら、いつの間にかその「やる気・情熱」を私も受けていることを実感しています。