日本ではまだまだ中国映画は認知されていません。
それでも東京では「東京国際映画祭」の正式イベントとして、2008年より「東京・中国映画祭」が開催されてきました。
今月の24日に中国映画関係者が来道して、昨日の25日はオープニングセレモニーの後映画上映、18時過ぎからレセプションパーティーが開かれました。
30日まで中国映画週間として札幌市内の映画館で12本ほど上映されます。
この映画祭に私が参加したのは知人に誘われてです。
大分以前に札幌で映画祭を開くことが決まったのですが、中国映画がまだ日本人に認知されていないため、あまり盛り上がっていなかったのです。
それを知った人が中心となり「日中友好映画祭北海道応援団」をつくり団員を募集しました。
会費1万円でしたが100名の予定人数をオーバーする人が集まったそうです。
参加者の中には数年前より農業を始め、今では農産物に付加価値を付けて新しい商品として売っている人。
北海道の海産物の中でも美味しいものを掘り起こしている人。
アメリカの西部劇に出てくる馬(サラブレっとではありません)を飼育し、乗馬体験、映画の乗馬指導などをしている人。
起業をお手伝いしている若い人等バイタリティに溢れた人達が参加していました。
参加した人達に共通しているのは「面白そう」とか「楽しそう」だから「応援してやろう!」という思いです。
外に向かって行動する人達です。
ですから話をしていて大変楽しかったです。
誰かのために行動するという人達は話をしていてパワーを感じます。
回り回って自分のためになることであっても、最初に人のために動くことは大切です。
昔、生命保険の契約高日本でトップという女性の話をテレビで聞いたことがあります。
その人は保険のセールスはほとんどしなかったそうです。
知人の商売のお手伝いばかりしていました。
車が欲しいという人には知人のディーラーを紹介し、高級服地の販売があるといえばどこかの社長を紹介したりしていたのです。
その内にお世話に合った人達がその保険セールスの女性のために代わって、保険の勧誘や紹介をしてくれるようになったそうです。
それが日本トップの獲得数に結び付いていったのです。
人が喜んでくれることを一生懸命することが、いつか自分に帰ってくる「タライの水」現象でしょうか。
仕事に成功している人の多くはこのような人達です。