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起業メンター日記

日本の高齢化

昨日の新聞に2010年実施の国勢調査の数字が掲載されていました。

日本の人口が1億2535万人。5年前より37万人減少しています。

しかし、外国人を含めた日本の総人口は逆に0.2%増えているそうです。

1億2535万人の0.2%は約25万人です。

日本の人口減が37万人なので、外国人は5年間で62万人増えていることになります。

この現象は良い悪いは別にしても私は驚きました。

5年間に62万人も増えたのです。

また日本の高齢化も進み、65歳以上の人は5年前より357万人増えて2924万人になったそうです。

それは総人口に占める割合が2.8ポイント増えて23%の割合になります

これは2位のドイツ・イタリアの20.4%をダントツに引き離しています。

この2010年に調査した時は、まだ団塊の世代が含まれていな時です。

2015年、2020年に調査する時は急激な増加が見込まれるずです。

過去5年で65歳以上の人が357万人増えたのですから、10年後はその倍以上になるでしょう。

団塊の世代のことを考えて750万人増えるとなると、日本総人口が2010年と同じとしてもその割合は35%になります。

この数字を見てみると改めて若年層に対して申し訳ないというより可哀そうな気がします。

現在は60歳定年から63歳・65歳と定年が延長になって行く傾向にあります。

元気な人は60歳を過ぎても仕事をしていいのですが、一方それが就職難の若年層の就業機会を奪うことにもなりかねません。

そう考えるとこれから高齢化社会が進む世界では、働き方を変えていかなければならないのではないでしょうか。

「定年になったからこれから気楽に遊ぶ」という考えは捨てて、自分のために働くという「身の丈起業」が必要になってくるように思います。

若い世代に負担をかけず、またその仕事を奪わないためには、新しく仕事を作っていくことです。

年金をもらっても不足する自分の生活費の足しにするくらいの仕事の程度でもいいのです。

ボランティアではなく、しっかりとお金をいただける仕事をするのです。

これから高齢化が進む日本では、今までの生き方・考え方を変えていかなければ、生きていけない社会になってしまいます。

高齢者も誰かに頼り、当てにするのでなく自分で何かを始める時ではないでしょうか。

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