最近新聞やテレビを見て思うことは、今の日本の財政がいつまで持つかということです。
日本の国債が943兆円を越してもうすぐ1000兆円になろうとしているのに、お金の出る事ばかり決められて、削減がほとんど進んでいません。
札幌では新幹線が函館から札幌まで延長になることが決まりそうだと盛り上がっています。
その費用は2兆円を超すそうです。
八ッ場ダムも建築継続が決まりました。
社会保障のお金も増えていきそうです。
毎年半分近く借金をして組む予算では2~3年で日本も破綻すると言う人がいます。
その可能性がドンドン高くなっています。
政治家は耳触りのいい話をします。
お金のかかることも簡単に「わかりました」聞いていきます。
国民に我慢しなさいと言った政治家はほとんどいません。
小泉元首相が米百俵の話をして我慢を強いたぐらいでしょうか。
来年は、もしかしたら衆議院の選挙があるかもしれないと言われています。
また、来年はアメリカ、ロシア、フランス、韓国の大統領選挙があります。
それぞれの国で、国民に甘い言葉を言い続ければ、お金が出ていくばかりです。
戦争の時はインフレ、平和の時はデフレと言われています。
イラク、アフガニスタンからアメリカ兵が撤退すれば、平和になり益々世界中がデフレになります。
インフレの時と違いデフレの時の政策は「小さな政府」「緊縮財政」が条件です。
なのに皆、相変わらずお金をばらまくインフレ時と同じ政策をとっています。
まるで大王製紙の元会長がギャンブルにのめり込んで行ったのと同じです。
悪いこと。直さなければならないと思いながら、ズルズル流され、目が覚める時は刑事事件になり拘置所に入れられた時です。
日本もズルズルと流され、気付くと経済が破たんし、全てのか金がストップしてしまう時です。
日本に個人資産が1400兆円を越すと言われていますが、70%が高齢者が持っています。
収入のない高齢者は、万が一の時その資産を使って生活するようになりますから、個人資産が一気に無くなることも予想されます。
早く「国民が国から何かをしてもらう」のではなく「自分達が何をするべきか」を真剣に考えていかなければなりません。
今は、「誰が悪い」と人のせいにするのではなく、「してもらう生活」から自立して、不自由・不便でも我慢していく時だと思っています。
そうでなければ子供・孫に対して申し訳がたないでしょう。