今日はクリスマスイブです。
なぜか25日のクリスマスよりイブの方が嬉しいく思います。
サンタからのプレゼントへの思いがあったからでしょうか。
私の一番思い出のあるクリスマスはと問われれば、中学生の時、クラスだけで開いたクリスマスパーティーでしょうか。
中学生ですから47年前。半世紀前の大昔の話です。
何かの切っ掛けでクラスの教室でクリスマスをすることになりました。
その準備はすべて生徒たちだけでしました。
金額は忘れましたが、1人1~2百円位集めて費用分担。
飾り付けする人、お菓子を買う人、バックグランドミュージックを録音する人、会の運行を企画する人、それぞれ分担です。
私はバックグランドミュージック担当でした。
何日も前からテープレコーダーにクリスマス用の音楽を録音しました。
あの頃はクリスマスが近づくと頻繁にラジオからクリスマス音楽が流れていました。
ラジオにテープレコーダーのマイクを近づけ、その曲を録音するのです。
音を立てると吹き込まれてしまうので、静かにして録るのですが、時々ドアを閉める音が入ったりしました。
そんな雑音入りの「ホワイトクリスマス」「ジングルベル」「きよしこの夜」などのクリスマス音楽をリール式のテープレコーダーに録音しました。
24日は午前中からクラスの窓に暗幕を張ったり、クリスマスの飾りの星などを金銀の紙を折って作り、それを貼ったり準備します。
クリスマス会は午後1時から始まり、クラスのほとんどが出席したと記憶しています。
お菓子を食べ、ジュースを飲み、全員が芸をします。
踊りを舞ったり、歌を歌ったり、手品、皿回しなど多彩です。
うまい下手は別にして皆で盛り上がりました。
4時頃には終わり、クラス皆が名残惜しく帰って行ったことを覚えています。
クリスマスパーティの時は勿論担任の先生はいましたが、ほとんどが生徒が企画し準備し楽しみました。
24日は既に学校は冬休みです。
その学校でそんなクリスマスパーティ開催を許してくれた学校は寛大だったと思います。
当時の学校には校則などはありましたが、それ以外は結構自由にさせてくれる大らかさがあったと思います。
そんな中で学校生活が出来たこと、今でも心に残る思い出となっています。
聞くところによると今は宗教上の理由で、学校でクリスマスパーティーをしてはいけないということになっているそうです。本当でしょうか?
がんじがらめの環境では、自主性も、発想もそれと行動力も生まれてこなくなるのではないかと思います。