久しぶりの帰郷です。
東京では毎日質素な食事らしく、帰っていてすぐに「お寿司食べたい」と言いました。
それを聞いて親としては、「よしわかった。すきなだけ食べなさい」と言って近くの回転寿司店に連れて行きました。
行った回転寿司店は少し変わっていて、寿司が乗っている回転台の上にはほとんどと言うか全然お寿司がなく、席も前にあるタッチパネルを押して注文する方式になっていました。
注文した寿司は回転台の上に設置されたレールの上を走る舟に乗って運ばれてきます。
これはもはや回転寿司店でなく注文寿司店です。
指定された椅子に妻娘と一緒に座り、早速タッチパネルを操作し、好きな寿司を注文しました。
とりあえず15皿ほどを注文しました。
4~5分経ってからウニ、サンマ、シャコ、サーモンは流れてきました。
しかし後はいくら待っても流れて来ません。
しびれを切らして店員に話そうとすると、妻と娘が「いいからもう少し待とう」と言われ、そこにあるガリを食べ、お茶を飲んで我慢していまいた。
結局30分経っても流れてこなかったので店員さんに、「30分経っても4皿しか流れて来来ません。待ちきれないのでオアイソしてください」と言って席を立ちました。
店員さんは「そうですかすみません」と言って、皿を数え伝票を切るだけ。
この系列の回転寿司店は美味しいので評判だったのです。
でも私はこの店には2度と行かないと思います。
機械化して効率的にと思ってタッチパネル式にしたのでしょうが、お客様側に立ったサービスではなく、運営側に立ったサービス思考に問題があるように思います。
私達と同じような思いをしたお客も他にいたのではないでしょうか。
残念な気持ちです。
満足にお寿司が食べれなかった私達は次の日(昨日)別の美味しいと評判の回転寿司に行くため、札幌駅まで出て行きました。
ここはいつもお客が並び、必ず1時間ほど待たされるとことですが、昨日は運よく30分位で入れました。
前日食べれなかった分を3人で好きなだけ食べました。
ここはネタは新鮮で大きく、いつ来ても満足出来るお店です。
そこには職人さんや店員さんの活気ある声が響き渡り、その声につられお客も明るい気持ちになります。
2つの回転寿司店に行き、「飲食店もサービス業」という思いを改め納得させられました。
人が第一です。
美味しい寿司の中でも一番うまかったのは「タチの軍艦巻き」。(タチは鱈の白子)
機会があればぜひご賞味ください。