多くの男性にとって家庭は安らぎ・憩いの場所だと思います。
仕事から疲れて帰って来た時、家に電気が付いていて、冬の夜は家中が温かく、子供の声がします。
独身男性が結婚したいと思う要因となる家庭への憧れです。
家庭が安らぎ・憩いの場所だというのは、私達男性にとってそれが当り前でと思っていました。
昨夜久しぶりに妻と食事に出かけ、そのような話をした時、意外な返事が来ました。
「妻にとっては家庭は仕事場でもある」というのです。
私の妻は専業主婦です。
共働きの夫婦では違うのかもしれません。
この思いは専業主婦の言葉なのかと思います。
妻にしてみれば、夫が仕事で家にいない間、掃除・炊事・洗濯・子育てと仕事ばかりです。
夫は仕事が終わり疲れたと帰ってきて、安らぎ・憩いを求めても、妻はまだ仕事体制です。
最近の優しい夫は食事の後かたずけなどしてくれるのかもしれませんが、私も含めある程度の年以上の人はあまり手伝いません。
「妻の仕事場は家庭だ」という視点は、妻から言われて改めて認識させられました。
この認識がないと軋轢が生まれます。
安らぎ・憩いを求めてくる夫と、まだ仕事体制の妻とは気持の上で差が生まれます。
この差を夫が理解して上げることが大切です。
そしてその仕事場から解放させてあげることです。
一番は外出させてあげることでしょう。
夫婦一緒に外出したり、友人と遊びに行く環境を作ることが解放させることになるのでしょう。
私達夫婦は結婚30年以上経ちますが、昨夜は新しい発見がありました。
若干?遅すぎましたけれど。