本来は14時頃に家に着いているはずでした。
しかし千歳空港が吹雪のため、千歳上空まで来てまた仙台に引き返し。
その後再度飛んで18時に過ぎに無事到着。帰宅は20時。予定より6時間遅れました。
それでも帰れて良かったです。
前のブログでも紹介しましたが、仙台では盛和塾会員による経営体験発表が行われました。
10人の発表者の中から2名を選出し、盛和塾の世界大会での発表者を選ぶものです。
札幌からは回転寿司「はなまる」の清水社長が自ら希望され出場しました。
札幌からは塾生20名以上が応援。
結果、ダントツ(私の感想)で清水社長が選ばれました。
しかし、それ以外の9人の社長たちの経営体験も大変な勉強になりました。
それぞれの会社の発展の変遷、会社経営の中で社長としての苦労、そしてその時出会った稲盛哲学。
様々の経営体験を聞くことが出来ました。
その話の中では、今まで私が知らなかった稲盛さんの言葉も紹介されていました。
その中の1つ。
稲盛さんはこう話されたそうです。
「浜松市からホンダ、ヤマハ、スズキのバイク会社が生まれました。
なぜ浜松のような小さな町からバイク会社が3社も生まれたのか。
それは本田宗一郎さんの様なハチャメチャな人間でもバイク会社が出来たのだから、自分も出来ると思った人がいたからです。」
稲盛さんが言いたかったのは、「自分でも出来ると思ったから出来たのだ」ということです。
自分を信じることが成功の原動力になるということを示しています。
その他に「チャンスはピンチの顔をしてやってくる」と言う言葉もあります。
各社長達は自分達の経営の中に稲盛さんの教えを取り入れ、忠実に守って発展してきました。
その中でも「はなまる」の清水社長の話は感動的なものでした。
清水社長は自分の赤面症を克服しようと上京し、落語家志望、浅草での喜劇劇団。
その後根室に帰りスナック経営、その後回転寿司を始めました。
そして、業績不振の時に出会った稲盛さんの経営テープ。
何十巻もあるそのテープ20万円出して買い、食事も忘れ、寝るのも惜しみ、トイレは走って済ませ、朝から晩まで何十日も聞いたそうです。
周りから「おかしくなったのでは」と思われたそうです。
その経営テープを切っ掛けに盛和塾に入りました。
稲盛さんの教えを経営に生かし、売上は20倍になったそうです。
稲盛さんはいつも言っています。
「私がこれほど手の内を見せているのだから、私の言う通りにすれば誰でも成功するのです。」
その成功例が、清水さんをはじめとする多くの経営者が盛和塾にいます。
「経営は数字ではなく社長の人格形成」と言う教えその通りです。