昨日のブログでは親子同伴の受験生のことを書きました。
今日も若い人についてを書きます。
私の会社にも独身の人が多いです。
話を聞くと、なかなかいい人に巡り合えないようです。
でも話を聞いていると、独身が長い彼ら彼女らが結婚できない大きな理由があるように思います。
彼ら彼女らの共通する気持ちは「結婚して幸せになりたい」です。
この「幸せになりたい」がネックです。
自分の幸せを求めると、「この人と結婚して大丈夫か?」「この人の両親はどんな人か?」という不安を感じてしまいます。
結婚してもうまくいかないのではないかと思ってしまいます。
この不安があると、それを乗り越える余程のことがなければ結婚に踏み切れません。
一方結婚が出来る人は、自分の幸せより相手の幸せを考える人です。
「好きなこの人を幸せにしてやろう!」とか「私がこの人を支えて上げる!」という思いが強いと、不安などなくなります。
人を好きになればそのような気持ちになります。
独身が長い人は、人を好きになるのが憶病なのかもしれません。
昨日私のホテルの女性社員が結婚すると聞きました。
結婚してホテルを辞め、彼が経営する和食・飲食店を支えるそうです。
「私がこの人を支えて上げよう!」という気持ちが大変強いようです。
彼の幸せが自分の幸せなのです。
また昔、ホテル勤務していたある女性は、絵描きのご主人のために一生懸命に働き、支えていました。
ご主人の才能を信じていました。
ご主人が個展を開くという時は、自分のことのように喜んで、周りの人に案内チラシを配っていました。
「愛する人のために」という思いが、結局自分の幸せも掴むことが出来るのでしょう。