今日は「京セラフィロソフィ―」について書きます。
「京セラフィロソフィ―」は、「京セラ株式会社」の名誉会長である稲盛和夫さんが会社設立以来、会社経営していくうえで必要となる「哲学」を社員に話し、社員とともに実践してきたものです。
その「哲学」を冊子にし、京セラ関連会社の全従業員に携帯させています。
稲盛さんは「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」という方程式をよく話します。
「考え方」「熱意」「能力」は重要ですが、その中でも「考え方」が一番重要で、「考え方」こそが人生を大きく左右すると言います。
「京セラフィロソフィ」はその「考え方」をまとめたのです。
以前にも書きましたが、私はその稲盛さんが主宰している経営者の勉強会「盛和塾」に入っています。
稲盛さんのお話の中に「京セラフィロソフィー」のことがよく出てきます。
そこに書かれた内容が経営者としての大事な「考え方」でもあります。
この「京セラフィロソフィ」という冊子は、京セラの従業員だけに配られるもので、外部の人は手に入りません。
以前より盛和塾の会員からも、欲しいとの要望がありましたがいただけませんでした。
それがこの度やっと、盛和塾会員限定の本として「京セラフィロソフィ」が出版されました。
これは「京セラ」が従業員向けに作ったものと違い、より詳しく解説がなされ、項目別に稲盛さんの説明が書かれています。
600ページを超すボリュームになっています。
私は今、この本を読んでいる最中です。
あと100ページほどで読み終わりますが、この本は1度読んで終わりというものではなく、常に携帯し、何かの都度読み返す「実践の書」です。
この「京セラフィロソフィ」は昨年末に注文を受け、配送されましたが、盛和塾会員だけなのにかかわらず3万冊の注文があったそうです。
ある会社では100冊購入をして、社員教育に生かすそうです。
本来は3万冊の配布で終了する予定でしたが、再度購入希望が多く、あらためて増刷されることになりました。
私は前回は1冊しか購入しなかったのですが、身近の人で欲しいという人がいますので、今回は5冊注文しました。
よく読んで勉強します!!