そのためなかなか書く環境になく、今日は「久しぶりのブログ」という気持です。
旅行のメインは京都山科にある京セラ経営研究所訪問です。
札幌から22名の仲間と訪問し、稲盛和夫さんが過去の社員向けに語った教育DVDを見ました。
今、私達が稲盛さんから聞いている話は、盛和塾を作ってから経営者向けに話してこられたモノです。
今回はそれとは別に、実際に仕事に即した社員に話しているのです。
でもその話は私達経営者達に話している内容と同じです。
ただその表現方法が違うだけです。
私が見たDVDは稲盛さんが48歳と49歳の時のもので、どちらも「主事技術師昇格者教育」での講話です。
それは50歳前の人が話すには内容が濃いのです。
京セラの業績についても触れられています。
48歳の時の講話では「昔は夢のように思っていた1000億円の売上が達成した」と話し、翌年の講話では「1500億円の売り上げ」と言っていたのです。
物凄い急成長の時の元気のいい稲盛さんです。
講話は主事になった人向けにリーダーについて語っています。
「リーダーは完全でなければならない。
パーフェクトな考え・人間性・性格が求められます。
リーダーは私心を捨てて集団に尽くすこと。
集団のために損な役割を引き受ける勇気が必要」
実際に稲盛さん自身がそんな生き方をしていました。
この頃は既に「京セラフィロシフィ」が作られていたようです。
このDVDを見て驚いたのは、この頃と現在私達経営者に話す内容と同じなのです。
ブレていないのです。
この研修の夜はコンパ。
夜の6時から12時まで続きました。
その時も全て経営について語り合います。
年は違いますが、同じ経営者同士、経営上の悩みや問題点を話し、それに対して意見が出る。
経営問答です。
今回も大変中身のある研修旅行でした。