起業している人と接していて気付いたことがあります。
起業家が頑張って仕事を増やし、事業拡大する時、1つの壁にぶち当たるようです。
それは雇用です。
初めから人を採用して起業することもあるでしょうが、私の周りには1人で起業する人が多いです。
仕事が順調に伸び出すと、人手が欲しくなり人を採用します。
社員かアルバイトかパートかですが、どちらにしてもその人達を使って事業を拡大させます。
ここに壁があるのです。
採用した人をどのように教育し、仕事をさせ、成果を上げるか。
多くの若い起業家は人を採用すると、仕事をしてもらおうと思うあまり、優しく接そうとします。
特に自分より年上の女性を採用すると、言いたいことも言えず遠慮して話します。
時として「そんなの出来ません」とか「自主性に任せてください」とか言われると、言い返せないのです。
過去に人の上に立つ経験が無いと、よりその傾向が強くなります。
結局社長が人を使いこなせず、自分1人で仕事を背負ってしまうのです。
その結果、売上は伸びず人件費等経費だけが増える。
事業も行き詰まってしまいます。
若い起業家が落ちいる最初の壁であり、関門です。
その為どうするか。
それについては明日述べます。