週末に帯広に行って来ました。
メインはある会のフォーラムが開催されたので、それに参加するためです。
当初は日帰りで行ってこようと思ったのですが、夫婦で行って来ました。
帯広は私が銀行に入り、社会人として第1歩を踏み出したところであり、結婚したところです。
本籍もまだ帯広にあります。
35年ほど前に帯広を出てから、私は2~3回行ったことはありましたが、妻は1度もありません。
そこで懐かしがっていた妻も同伴することにしました。
折角なので日帰りでなく1泊に変更して。
私がフォーラムに参加している間、妻は帯広の街を散策。
フォーラム終了後はその懇親会参加を免除していただき、妻と昔懐かしい店に行きました。
独身の頃、妻を連れて行った炉端焼きの店です。
記憶とipadで店を見付けました。
建物は木造で、地震が来たら一発でつぶれてしまいそう。
店の中は当時のままで炉端の周りにカウンター席があるだけ。
天井・壁・柱は煤と油で真っ黒。
カウンターも椅子も昔のままので、黒ずんでいます。
時間とともに作られたその雰囲気はとってもいいのですが、残念ながらお客様は少なかったです。
お客様は1組だけ。
昔は大変盛況でした。
魚を焼く名物叔母さんが人気者でした。
聞くところによると2年ほど前に亡くなったそうですが、亡くなる直前まで炉端の前で魚を焼いたそうです。
店にいた1組の人とも話しましたが、2人は恋人同士とのこと。
昔の自分達のことをフッと思い出してしまいました。
私達と同じ美男美女のカップルでした・・・・。
街の中は今でも残っている店、とうに無くなっている店。
そのように昔の店を探して歩くと、35年の月日の長さを改めて感じました。
思い出探しのいい旅でした。