先日電車に乗った時、車内に「1万人の節電宣言」というポスターを見ました。
これは札幌ばかりでなく各地でも行われていることのようです。
何気ないポスターですが、フッと嫌なイメージが湧きました。
これは私がへそ曲がりだからでしょうが・・・・
今、日本中「節電キャンペーン」に取り組んでいます。
このポスターもそのキャンペーンの1つでしょう。
ただ、このキャンペーンが戦争時の「贅沢は敵!」とか「欲しがりません勝つまでは」の国を挙げてのキャンペーンとダブってきます。
勿論、私は戦後生まれですから、直接は知りませんが、そのイメージに近いものを感じてしまいます。
一旦何かが起きた時、皆がその同じ方向に一気に流れて行く危険性を感じてしまいます。
勘違いしないでください。
節電は大切だと思います。
ただ一つの意見ばかりに、自分も周りも強制されるような風潮になりつつあるのが良くないのです。
日本人は何かあると一致団結する国民性があります。
もしかすると、そのような国民性を利用しようという人が出てくるかもしれません。
「1万人の節電宣言」はその風潮の流れを測る「サンプル」の様なものに思えてしまいます。
私の思いすごしかもしれませんが。