今、若い人の就職難がよく話題にされています。
就職試験に受かる為、如何にしたら面接に通るかのテクニックばかりを指導している学校まであります。
一方会社側は、如何にしたら「良い人材」をとろうかと考えています。
でも、なかなか「良い人材」はとれません。
特に中小零細企業には「良い人材」その者が来ません。
採用の結果、「何でこんな人間を採用してしまったのだろう」という後悔が起きることも多いものです。
それでは「良い人材」が来ない中小零細企業の採用方針を少し変えてみたら如何でしょうか。
「良い人材」とは逆に、「こういう人間だけは採用しない!」という最低基準を決めておきます。
たとえば「挨拶が出来ない」「協調性が無い」「感謝の気持ちが無い」等、日常的、常識的なことが出来ない人間は採用しないとするのです。
そうすることで「採用したくない人」のレベルは維持されます。
このような採用方法は一見後ろ向きの様ですが、時としてそのような人の中から優秀な人材は見つかるものです。
「採用しない人の基準を決める」という採用方法。
試してみる価値はあります。