昨日のブログで土光敏夫さんの言葉を紹介しました。
私は以前から土光さんを尊敬していて、若い頃は土光さんの本を読んでいました。
その中の1冊を再読いると「成程!」ということが書いてありました。
これを紹介します。
「計画とは『将来への意思』である。将来の意思は、現在から飛躍し、無理があり、実現不可能にみえるものでなければならない。
現在の延長線上にあり、合理的であり、実現可能な計画は、むしろ『予定』と呼ぶべきであろう」
これを読んで、自分が今まで、この「予定」と言われるモノを「計画」としてきたことを反省させられます。
「予定」であれば、特別努力をしなくても達成出来るものです。
土光さんは続けて書いています。
「計画は自己研鑽の場を作る高い目標を掲げ、何が何でもやり抜く強烈な意志の力によって、群がる障害に耐え、隘路を乗り越える過程で、心の人間形成が行われる」とも言っています。
やはり強い経営者としての心構えを感じます。