先ほど息子の嫁と孫が帰京するので千歳空港まで送ってきました。
結構混んでいましたが、若干観光客が少ないようでした。
特に外人客はほとんど見ませんでした。
2日前にベトナムから帰ってきた兄の話では、飛行機に乗っていた人で日本で降りたのは兄達2名のみ。
また入国カウンターでもほとんど人はいず、連絡電車の中では1車両に2人だけという状態す。
いつもは多くの外国人でごった返しているところも、閑散としたものだったそうです。
先日の新聞では3月の外国人入国数は例年の半分くらいと言われていますが、現状は10分の1以下なのかもしれません。
その煽りで、先日北海道の観光バス会社が倒産しました。
今後ホテル・旅館など観光関連産業でも倒産の話は出てくるでしょう。
これも原発事故の風評被害と言えます。
そうするとこれも、被害補償の対象になるのでしょうか。
震災被害の他に、原発による風評被害の大きさは計り知れないものがあります。
この問題もしっかり線を引かなければどこまでも被害補償が増え続けます。
東電では保証し切れず、国の補償になるでしょうが、いくら増税しても追い付かない状態も予想されます。
現在の経済は、ある業界だけが単独で成り立つモノでなく、全ての業界が結びついています。
そのため今は直接被害は受けていなくても、必ず回り回ってきます。
これから被害を受けた人達への援助をしながらも、自分が生きる為に、なりふり構わず仕事をしなければならない時代になってゆきます。
今までの様な「癒し」の時代から、経済成長時の様な「モウレツ」な時代に逆行し、そのような働き方をしなければ生きていけなくなるような気がします。
今こそしっかり儲けることを考える時です。