会社を経営する時、従業員と価値観が同じというのは大事なことです。
会社を起こし、1人事業から、初めて人を採用する時、色々な思いを抱いて面接するでしょう。
その時、社長としての夢を語り、それに向かって行こうと思ってくれる人、そして性格的にも明るい人を採用しようとします。
それはそれでいいです。
ただもう一つ大事なのは「嫌いだ」という部分も共通した認識が無ければいけません。
人を犠牲にして平気な人、自分だけのことしか考えない人、手段を選ばない人。
残念ながらそういう人はいます。
だからこそ「そのようなことを嫌う」という部分で一致しなければ一緒に仕事をしていけません。
以前にタレントのさんまさんがいいことを言っていました。
夫婦が長く続く要因は好きな傾向が一致することではなく、「ダメ」とか「嫌い」という価値観が一致しないと別れる傾向があると言いていました。
同感します。
「好きもの」はその人の好みですからお互いに認めることは出来ます。
しかし「してはいけないこと」が一致しないと、相手を許せない気持ちになります。
夫婦も社長と従業員の関係も、良きパートナー選びが大切です。