「働く」という字は人が動くと書きます。
人が動いた結果が成果になります。
ただし、単に動いていれば成果が生まれるかというとそうではありません。
ブタのしっぽは常に動きまわっていますが何の役にもなっていません。
過去長い間、働く基準を時間に置いてきました。
マルクス経済学では、商品の価値は、商品生産に必要な労働量によって客観的に決まるとする労働価値説を唱えてきました。
決められた時間を働いていればお金がもらえる時代でした。
でも現代では、そのような人は「人手」であっても「人材」ではありません
24時間懸命に働いても、価値があり、売れるモノを作り出せなければ無駄骨です。
働けど働けど我が暮らし楽にならず、ジッと手を見て嘆いても成果が出なければ働く意味がありません。
世の中は日々発展し、人が楽になるモノが生み出されています。
作業時間が短縮されても高い成果が生み出されるようになりました。
結果、働く人はどんどんいらなくなります。
今はそういう時代になっています。
今、働くということは決められた時間動き回るのでなく、成果を出すための工夫でなければなりません。
人が働くということは常に考え、工夫し、行動して成果を出すことです。
ITやシステムで出来ることはそれに任せ、人は常に頭を使うこと。
時間換算する思考から成果探求する思考に変えなければ生きていけなくなる時代です
就職支援が大変という話を聞いて、そのように思いました。