会社経営をして、その結果として利益が出ます。
その利益から法人税を支払います。
日本の法人税額は年間約8兆円位と言われています。
バブルの時でさえ10兆円位でしょうか。
2010年度の法人税を実際に支払った企業は全企業の27%にとどまっているそうです。
残りの企業は赤字です。
また納税された法人税の65%は資本金が1億円を超える大企業です。
日本の中小企業が苦戦している様子が分かります。
ただ、企業の中には節税と称して税金を支払わないようにと、余計なものを買ったり、給料を増やしたりしているところがあります。
そのような会社は内部留保が生まれませんから、何か衝撃があるとすぐ会社が倒れてしまいます。
稲盛和夫さんも「税金は経費として考えよ」と言っています。
支払うべきものとして支払い、確実に内部留保を厚くしていかなければ会社維持は出来ません。
経営者の意識を変えることが第一。
そして税金を支払うことの出来る会社になることです。