〒063-9812 札幌市西区琴似2条4丁目1番24号 ヤマチビル2階
株式会社ヤマチオフィス

起業メンター日記

イチロー選手

イチローという選手は彼の生き方で色々なことを教えてくれます。
先日の日経新聞に半ページを割いてイチローのことが書かれていました。
昨年イチローはシーズン途中からヤンキースに入って活躍しました。
その時のことが書かれています。
ヤンキースでプレーをする時、ヤンキースの「ために」戦うというのではなかったそうです。
「何かのため」というのは聞こえはいいですが、それは時には思い上がっているように見えると言います。
誰かを「思い」、何かをすることは、見返りを求めることも無く、そこに愛情が存在するので不幸な結果になることは少ないように思うと言います。
そろそろWBCが始まります。
イチローはどんな「思い」で過去2回のWBCを戦ったのでしょう。
そのイチローも前回の大会では苦しい思いをしたそうです。
今でも思い出したくないという打席があると言います。
決勝戦、対韓国戦。延長10回2死2、3塁の時イチローが打席に立ちました。
イチローはそれまで不振が続き打てていません。
「敬遠ならどんなに楽だろうと思った。この打席で結果を出せなければ、今までの僕はすべて消されると思った。」
彼はそのような恐怖を味わいながら2塁打を打ったのです。
その代償は大きく、胃潰瘍を患い、大リーグで初めて故障者リストに入るということもありました。
「今度どんな場面があっても、あの打席以上のことは無いと想像している」と言いいます。
天才と言われ、また努力の人とも言われるイチローも、悩んで悩んで、時には命を削るようなことを経験して今があります。
そして一流の人は真っすぐで当たり前と言われることを大事にして生きています。
そんなことを思ってこの新聞の記事を読みました。
この記事は永久保存版で仕舞っておきます。

-起業メンター日記
-

© 2024 札幌オフィスプレイス Powered by STINGER