「仇を恩で返す」
これは先日のテレビでコメディアンの欽ちゃん、萩本欽一さんが言っていた言葉です。
このテレビを見た人も多かったと思います。
「恩を仇で返す」ということはあっても「仇を恩で返す」ことはなかなか出来ることではありません。
欽ちゃんがまだ無名な頃、TBSのある番組から干されたしまったことがあったそうです。
普通は「なぜだ!許せん!」という気持ちになってしまいます。
その後欽ちゃんが有名になった頃、TBSから新番組のオファーがありました。
普通は以前の仕返しを考えたりしますが、欽ちゃんは「恩返ししよう」と思ったそうです。
この発想が出来ることが素晴らしい。
そして「恩返し」をすることで自分に運が向いてきたそうです。
嫌な思いをした時、やり返すのでなく、逆にいっぱいの優しい気持ちで返して上げると相手はビックリします。
それによりその人はファンになってしまうのでしょう。
広い大きな気持ちが無ければ出来ないことです。
久しぶりにテレビで欽ちゃんを見た「欽ちゃん世代」の私。
また欽ちゃんが好きになりました。