先日ネットニュースを見ていたらユニクロが「ブラック企業」だと言われ、それに対して柳井社長が会見していたのを見ました。
「ブラック企業」とは入社を勧められない労働搾取企業という意味だそうです。
ユニクロが「ブラック企業」だと言われたことに対して柳井社長が反論しています。
「我が社が本当にブラック企業であれば、社員の数はもっと減っていると思う。会社は発展しない。
社員は若いうちは甘やかされず、厳しく育てられたほうが幸せ」との持論を述べています。
「ブラック企業」と言われる会社は実際あるのかもしれません。
でも仕事が厳しいからというだけで「ブラック企業」だと決めつけるのは疑問を覚えます。
逆に、楽な仕事で給料が高い企業は早晩倒産します。
結果従業員は路頭に迷います。不幸にします。
今は頑張る人、辛抱する人が少なくなったのでしょうか。
就職難だと言われながら、健全に経営をしている知人の会社では採用したくても人が来ません。
辛い仕事を避けて、少しでも給料が高く、福祉が完備し環境のいい会社を選択しようとしているのでしょう。
以前テレビで新規オープンするユニクロの店頭の様子が放映されていました。
そこには柳井社長の厳しい叱責している姿も映し出されています。
物凄い緊張感が画面から伝わってきます。
その時私は「ユニクロの社員は幸せだな」と思いました。
厳しく育てられた人はどこの世界でも通用します。
人間として大きくなっていきます。
もしもユニクロが厳しいだけで人が育たない会社であったらこんなにも会社は成長しません。
会社が成長するということはその社員も成長している証拠です。
優れた社長は皆仕事に厳しい人です。
柳井さんの様な社長を応援します。