先日テレビを見ていると、「攻めのリハビリ」という言葉が耳に入ってきました。
NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」という番組でリハビリ医・酒向正春氏が取り上げれれていました。
「重症患者も体を動かせ!脳梗塞患者を家族の元に帰したい」という副題がついています。
脳卒中などで失われた体の機能を取り戻すには、重症患者でも早い段階から積極的に体を動かすほうが効果が高いという信念で患者に向き合っています。
体の回復を待ってからではリハビリの効果は少ないのです。
痛がる患者に強いて身体を動かせる。
傍目から見れば「そんなに無理させては可哀そう」とか[もっと優しくしてあげたら」という思いあるでしょうが、社会に復帰する事を希望する本人にとってはそれが必要なのです。
「厳しさこそ人を鍛える」とか[大善は非情に似たり」という言葉が思い浮かびます。
「子供を育てる、人を育てる」に通じるところです。