ある本にロックフェラー3世の言葉が紹介されていました。
ロックフェラー家は石油で巨万の富を得た一族です。
その一族の中でロックフェラー3世は人格者と言われています。
親日家で中村天風さんに師事したそうです。
彼は屋敷は持たず、ニューヨークに建てたマンションに住み、手を上げればタクシーが止まるからと言って自家用車も持っていませんでした。
時計はお祖父さんからお下がりの精工舎の時計。
元々大金持ちなので、それなりの生活はしたでしょうが、社会に貢献したいという思いは強かったようです。
「私はただ、世の中の人が、私の事業を通じて幸せになってくれればそれでいいのです」と言っていました。
次のような言葉も残しています。
「幸福への道は、2つの簡単な原則に集約される。
1つ目は興味があり、自分が得意とするものを見つけること。
2つ目は、1つ目で見つけたものに、情熱と才能とエネルギー、もてるもののすべてを注ぎ込んで全力でそれにあたることである」
起業の心構えの言葉の様です。