今の日本経済はまだデフレから脱却出来ないようです。
でもこれだけインフレ政策を政府が進めているのですから、いったんインフレ傾向が動き出したら止まらなく、極端なインフレになるのではないかと不安に思っています。
私が社会人になった時は高度成長で、インフレが当り前でした。
物価も上がりましたが給料も上がりました。
土地も上がるのが当り前。
それが15年ほど前からデフレ経済に入りました。
今の35歳以下の若い人にとってはデフレ経済が当り前。
デフレ経済下では給料は上がらないけれど、物価は安く、無理をしなくてもそこそこ生活出来る環境にあります。
一方、インフレ経済は頑張らないとドンドン後れをとって行く世界です。
厳しい世界です。
インフレだった高度成長時代には「モーレツ社員」ばかり。
今、デフレからそのインフレの世界に変わろうとしています。
それも過去に経験ないほどの急激な変化。
それが起きそうな予感がします。
デフレ経済に慣れた身体と思考。
ついて行けるでしょうか。
特に商売をしている人はその準備が必要です。
劇的変化がピンチになるか、チャンスになるか。
それはその備えによって違います。
その時、何が売れ、何が売れないのか。
在庫は増やすのか、減らすのか。
経営方針も守りに入るのか。
一旦は守りに入っても、何時攻めに入るのか。
社内教育によって社員の意識変換も必要になります。
今、必要なのはその準備。
変化がチャンスになるよう作戦を練っておきましょう!