昨日知人が来社されお話をしました。
その中で、昨年は大変忙しかったという話になりました。
でも、その人の話では忙しいだけで、それに流されただけのようでした。
自分のために人が知人を紹介してくれるということが多くあったそうです。
その折角の話を無駄に出来ないと思い、色々な人に会に行ったけれど、結局それだけで終わって仕事には結び付きませんでした。
紹介してくれた人は本当にその人のためと思ったのでしょうが、結局振り回されてしまったのです。
このような事は私も数多く経験しました。
自分の為だと思ってくれている人の好意を断れないのです。
しかし限られた時間を無駄にしては仕事の成果は得られません。
まだ読んでいませんが「断・捨・離」という本が売れているそうです。
モノを「断・捨・離」することは出来ますが、人を「断・捨・離」することはそう簡単ではありません。
特に自分のことを心配してくれる人を切ることはできません。
そんな時大事なのは自分が何が重要なことなのか、何をしたいのかを明確にすることでしょうか。
それを簡潔にし、人に伝える力をつけることです。
自分を支持してくれる人に、今自分が求めていることを明確に伝え、それに沿った協力を依頼することです。
往々にして方向違いの支援をしてくれているのは、支援してくれている人が悪いのではなく、お願いをする自分の考え方、希望、ベクトルが明確でないからです。
年の初めに当たって、「断・捨・利」のごとく、頭の中にある思いを整理し、仕事を単純化することを始めるといいのかもしれません。
仕事の能率が上がります。
それにより自分の仕事を人に伝えやすくなります。
仕事にも「Simple is best」の考えは大事なことと思います。