ノートの中に2年ほど前の新聞の切り抜きがありました。
水泳の北島康介さんの言葉の記事です。「勝利の方程式」という題です。
本番で力を出すコツは経験を積むことしかない。ただし、無闇に試合をこなせばいいというわけではない。
どんな小さな大会でも全力でトライすること。調子が悪くても悪いなりの最高値を出すこと。特に子供が手を抜くのは良くない。
体調、調整全て問題なく臨める試合は長い競技人生でも滅多にない。
五輪のような大舞台では無意識に体が硬くなる。子供の頃から、どんなレベルの大会であれ、常に、全力投球を習慣にしておくことが「場数を踏む」の本当の意味。
この北島さんの言葉の中で、「いつも全力投球を続ける」ということは、稲盛和夫さんがいう「誰にも負けない努力をする」とも繋がってきます。
全力投球をすると、最初は辛いものですが、それを続けるとそれが習い性になり、当たり前になってくると言います。
これは大変難しいことです。
この言葉に接すると私も後悔するばかりです。