昨日の日経新聞に「エフォクチュエーション」という起業手法が紹介されていました。
起業する人が持っているスキルですぐに始められる事業を立ち上げ、その経営方針を柔軟に変えていくというものです。
「エフォクチュエーションの5つの原則」も紹介されていました。
1・「手中の鳥」:手持ちのスキルや技術を使って事業を始める。
2・「許容可能な損失」:負っても良いリスクを先に決める。
3・「クレイジーキルト」:布を繋ぎ合わせるように仲間作りを進める。
4・「レモネード」:レモンをレモネードにしてしまうように、予期せぬ事態をチャンスに生かす。
5・「飛行機のパイロット」:飛行機を操縦するように、状況をコントロールして、柔軟に方向性を変えていく。
この「エフォクチュエーション」は、私が起業する人に勧める「身の丈起業」の手法そのもの。
自分の経験と能力でできる範囲で目標・目的を決め、柔軟に手法を変え、そして必要に応じて仲間を作っていく。
「エフォクチュエーション」=「身の丈起業」だと考えます。