堺屋太一さんの言葉を紹介します。
伝統があり、人数も多く財力も豊かな組織は、業績が悪化すれば、一度は人事のせいにする。二度目は仕方が悪いと思う。三度目は組織の仕組み(構造)を変える。そもそもの考え方(価値観)を変えねばならぬと気付くのはその後である。
これは大企業ばかりではありません。中小企業でも往々にして同じことが起きています。
業績が悪いと、人事をいじり、人事評価制度をいじります。
それでも改善しない時は組織を変えてみたりします。
そもそもトップである社長の考え方が間違えていると気付くのは、会社が傾いた時です。
トップは常に勉強しなければなりません。
社長の経営に対する姿勢、人格の形成などの哲学も必要になってきます。