昨夜、起業した人達のための勉強会を開きました。
その時に、ある人から「大儲けしている会社は何か悪いことをしているに違いない」という話が出て、それに対して他の皆が賛同していました。
それはふざけての発言なのかとも思ったのですが、その様な考えで起業したのでは起業は成功しません。
儲けるための手法はいろいろあります。仕入れを安くすために、仕入れ先を見直すこともあります。
売るために、販売店にインセンティブをつけることもあります。
それは経営手法の一つで、悪いことではありません。
経営者は頭をちぎれるほど考え抜いて経営をして行きます。
同業他社を蹴落とす算段を考えたり、騙したり、違法なことをして儲けたりする企業も確かにあります。
しかしそのような会社はいずれ淘汰されて行きます。
真面目に誰にも負けな努力をし、勝ち取っていった結果を、単なるやっかみで、悪くいう人が事業で成功することは決してありません。
「会社が大儲けするのは悪ことをしているから」という風潮は、残念ながら日本の中には未だにびこっています。
大儲けするのが悪ければ、ルイビトンやグッチなどのブランドメーカーはどうなのか。
多くの女性達に買いたいと思わせる戦略で大儲けをしているいい例です。
経営者の考え方、才覚で会社は儲けることができるのです。