この前は「気配り」と「心配り」の違いについて書きました。
今日は、「心配」と「配慮」の違いについてです。
その違いは分かるようで分からない人が多いのではないでしょうか。
心配事が多くて夜も眠れないと言う人もいます。
私の理解では、「心配」とは自分の目的にストレートに神経を使うことです。心配するというのは、その中心はやはり自分にあります。
仕事をしている時、上司やお客様に怒られないようにする行為がそうです。
一方「配慮」とは自分の目的を果たすために、ヨコに神経を使う事です。お客様に喜んでいただくため、何をしたらいいのか、「心配り」に近いものがあります。
心配症の人は常に「自分」を意識しすぎのことがあります。自意識過剰の人です。
直すのは中々難しいですが、何かをする時、視点を「自分」から「他者」に移すことを意識するといいのかもしれません。