「得と損の道があれば、損の道を行く」
これはダスキンの創業者鈴木清一氏が言った言葉として、ダスキンの経営理念の中にも出てきます。
仕事をする上では、あえてつらい道を行く。
同じような内容のことを、先日見ていたテレビの番組の中で、小泉孝太郎さんが話していました。
小泉さんが子供だった頃、父親と弟の3人であるビルに行き、上に上がろうとする時、そのビルには階段とエレベーターとエスカレーターがありました。
父親は迷わず階段を選んで上がったそうです。
その意味するところは、「辛い道と楽な道があったら、敢えて辛い道を選らびなさい」との教えだったと言います。
小泉孝太郎さんは「その教えで今の自分がある」と言っていました。
私も含めて、人は厳しさより優しさ、辛さより楽な方を選びがちです。
でも子供の時にそれに慣らされて育つと、世の中に出た時、出会う全てのことが厳しく辛いことに思えてしまう。
子供の時にこそ、厳しさや辛さを体験させることが大切。
私はそのように思います。