12・常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で
経営者というのは、どんな逆境にあろうとも、常に明るく前向きでなければならないというのは、私の信念です。
ともすれば、降りかかる経営の諸問題に押しつぶされそうになり、そのような状態にじっと耐えている経営者の姿は悲壮感さえ漂うものかもしれません。
そうではないのです、すざまじいばかりの闘魂や、どんな事があってもくけない強い意志力がいるからこそ、日常は明るく振る舞う心がけが大事になってくるのです。そうでなければ、長く経営を続けることはできないはずです。
一方では、「何としてもやらなければならない」という強い思いがありますが、もう一方では何があったとしても自分の将来には必ず素晴らしい未来が開けるのだという確信を抱いて、明るくポジティブに生きていただきたいと思います。
美しい心と思いやりに満ち、謙虚で感謝を忘れず、素直な心を持って努力を重ねる人々の運命が必ず開けていくということは、私が魂の奥底から信じている、まさに「信念」です。
(盛和塾会報 塾長講話より)