今日は2人の言葉を紹介します。
宮大工の小川三夫氏の言葉。「批判の目があったら学べません。素直でなければ本当の技術が入っていけない」
コンサルタントの黒木安夫氏の言葉。「百を知っていても、一しか知らない態度で相手と目を合わせながら聞く素直さと謙虚さを持つ」
この2人の言葉を聞いて、以前読んだ松下幸之助さんのエピソードを思い出します。
ある日に、松下さんんを知人が訪ねたこられました。
「松下さん実は〇〇なニュースがあります」と言って色々なことを話していきました。その話の間、松下さんは「なるほど」「ほう、ですか!」と相槌を打ちながら熱心に聞いていました。
その知人が帰った後にそばで一緒に聞いていた秘書が松下さんに聞きました。
「会長、先程の話はすでにご存知のことではありませんでしたか?」と。
その時、松下さん言ったことです。
「△△さんはわざわざ教えに来てくれた。それを知ったふりをしては、折角教えに来てくれたのに申し訳がない。また、知ったふりをすればもう情報を持ってきてくれなくなるかもしれない。
それに、同じ話でも違う見方、考え方もあるものだ。」と言われたそうです。
やはり素直な心で聞く態度。
見習いたいものです。